対象プロダクト
本プライバシーポリシーは、md-business シリーズの以下のソフトウェアを対象とします。
- md-business Chrome 拡張機能(
apps/chrome-extension)— Chrome Web Store 配布 - md-business Google Workspace アドオン(
apps/google-workspace-addon)— Google Workspace Marketplace 配布
両者とも オープンソース(MIT ライセンス)で、ソースコードは GitHub で監査可能です: https://github.com/meta-taro/md-business
共通要約
- Chrome 拡張機能は、ユーザーのブラウザ内ですべての処理が完結し、外部送信を一切行いません。
- Google Workspace アドオンは、原則すべての処理が Google Apps Script ランタイム内で完結します。例外として、ユーザーが 自身の GitHub Personal Access Token(PAT)を明示的に設定し、サイドバーの「GitHub に push」ボタンを押した時に限り、ユーザー自身の GitHub リポジトリへ Sheets の現在の内容を
.mdとして commit します。送信先はユーザーが設定した GitHub リポジトリのみで、md-business 開発元を含む第三者にデータが渡ることはありません。 - アナリティクス、トラッキング、テレメトリの送信はいずれのプロダクトでも行いません。
Chrome 拡張機能
要約
md-business Chrome 拡張機能は、ユーザーがローカルに保存している Markdown ファイル(適格請求書スキーマの YAML frontmatter を含むもの)を Chrome 上でプレビュー表示し、ブラウザの印刷機能を通じて PDF として保存できるようにする、オープンソースの Chrome 拡張機能です。
本拡張機能が行うこと
- ユーザーが選択したローカルの
.mdファイル(file:///配下)を読み取ります。 - YAML frontmatter と Markdown 本文をブラウザ内で解析します。
- 解析結果を、印刷可能な請求書としてビューワータブに描画します。
chrome.storage.sessionを使い、ポップアップで読み取った Markdown ペイロードをビューワータブに受け渡します。このデータはタブが閉じられた時点で自動的に破棄されます。
本拡張機能が行わないこと
- 外部サーバーへのネットワーク通信は一切行いません。
- アナリティクス、トラッキング、テレメトリの送信は行いません。
- ユーザーがアクセスする任意のウェブページの内容を読み取ったり送信したりすることはありません。
- Cookie、広告 ID、フィンガープリント等の識別子の利用は行いません。
- リモートコード(CDN スクリプト、
eval、外部 URL からの動的import())の実行は一切行いません。すべての JavaScript / CSS / フォントは拡張機能パッケージ内に同梱されています。
収集するデータ
ありません。本拡張機能はユーザーのデバイス外にデータを送出しません。したがって、第三者への販売・譲渡・共有も発生しません。
権限の利用目的
| 権限 | 利用目的 |
|---|---|
storage |
ポップアップから読み取った Markdown ペイロードを chrome.storage.session に一時保存し、ビューワータブへ受け渡します。タブを閉じた時点で破棄されます。 |
host_permissions: file:///* |
ユーザーがローカルに保存している Markdown ファイルを Chrome で開けるようにするために必要です。 |
Google Workspace アドオン
要約
md-business Google Workspace アドオンは、Google Docs / Sheets / Slides のサイドバーから Markdown と Google ドキュメントの双方向変換、および 検証シート(test-spec)を Sheets で編集して、サイドバーの「GitHub に push」ボタンでユーザー自身の GitHub リポジトリへ commit する機能を提供する、オープンソースのアドオンです(git push と同じメンタルモデル)。
処理は原則すべて Google Apps Script ランタイム上で完結します。例外として、ユーザーが 自身の GitHub Personal Access Token(PAT)を明示的に設定し、サイドバーの「GitHub に push」ボタンを押した時に限り、Sheets の現在の内容を .md としてユーザー自身の GitHub リポジトリへ送信します。
本アドオンが行うこと
- ユーザーがサイドバーに貼り付けた Markdown テキストを解析し、現在開いている Google Sheets に書き込みます(インポート)。
- ユーザーの操作(「md 書き出し」ボタン)に応じて、現在開いている Google Sheets の値を Markdown 形式(YAML frontmatter + 表)に変換し、サイドバーに表示します(エクスポート)。
schema: test-spec/v1の検証シートを Sheets に取り込んだ際、列スキーマに従い DataValidation / ConditionalFormat / DateValidation を自動適用します。- ユーザーがサイドバーの「GitHub に push」ボタンを押した時、ユーザー設定の GitHub リポジトリ・ブランチ・パスへ md ファイルを commit します(GitHub REST API を
UrlFetchAppで呼び出します)。送信先はフロントマターのrepository: owner/repo@branch:pathでユーザーが宣言します。 - Apps Script が提供する標準 OAuth 同意フローを通じて、ユーザーに権限を要求します。
本アドオンが行わないこと
- md-business 開発元を含む 第三者サーバへのデータ送信は一切行いません。GitHub への送信はユーザー自身の設定したリポジトリへのみ行われます。
- ユーザーの Google アカウント情報・メールアドレス・プロフィール情報を取得・保存しません。
- アナリティクス、トラッキング、テレメトリの送信は行いません。
- Cookie、広告 ID、フィンガープリント等の識別子の利用は行いません。
- リモートコード(CDN スクリプト、
eval、外部 URL からの動的import())の実行は一切行いません。すべてのコードは Apps Script プロジェクト内に同梱されています。
収集するデータ
ありません。本アドオンが保存するのは、ユーザー自身が入力した GitHub 接続設定(リポジトリ名・ブランチ・パス・PAT)のみで、Google アカウント内の PropertiesService.getUserProperties() に保管されます。これは Google アカウント内で暗号化され、md-business 開発元からはアクセスできません。
権限(OAuth スコープ)の利用目的
本アドオンは以下の 5 スコープを要求します。このうち 1 件のみが Google の センシティブ(Sensitive)スコープに分類され、本アドオンが Google Workspace Marketplace の OAuth 検証申請を受ける根拠となっています。
| スコープ | 区分 | 利用目的 |
|---|---|---|
.../auth/spreadsheets.currentonly |
非 Sensitive | サイドバーの「GitHub に push」ボタン押下時に、現在開いているシートのみ読み取って .md に変換するために必要。アクティブシート以外には一切アクセスしません。 |
.../auth/documents.currentonly |
非 Sensitive | 現在開いている Docs の読み書き(章立て変換機能) |
.../auth/presentations.currentonly |
非 Sensitive | 現在開いている Slides の読み書き(スライド変換機能) |
.../auth/script.container.ui |
非 Sensitive | サイドバー UI の表示 |
.../auth/script.external_request |
Sensitive | GitHub REST API への HTTPS リクエスト(ユーザー設定の GitHub リポジトリへの commit)。ユーザーが「GitHub に push」ボタンを押した時のみ実際に通信が発生します。 |
第三者へのデータ提供
ユーザーがサイドバーの「GitHub に push」ボタンを押すと、Sheets の現在の内容はユーザー自身が frontmatter repository: で指定した GitHub リポジトリへ送信されます。GitHub への送信先・送信内容・送信タイミングはすべてユーザーが自分の設定とボタン操作で決定します。md-business 開発元はこの通信に介在せず、内容を受け取ることも記録することもありません。
GitHub のプライバシーポリシーは GitHub Inc. が定めるものに従います: https://docs.github.com/site-policy/privacy-policies/github-general-privacy-statement
GitHub Push 機能を使わない場合
GitHub PAT を設定せず、「GitHub に push」ボタンを押さない限り、本アドオンは外部ネットワークと一切通信しません。インポート / エクスポート / 検証 / PDF 出力(Chrome 拡張連携)の基本機能だけを使うこともできます。
共通
オープンソース
md-business シリーズの全ソースコードは MIT ライセンスのもと、以下で公開されています:
https://github.com/meta-taro/md-business
すべての権限利用箇所とネットワーク通信の有無は、コードレベルで監査可能です。
お問い合わせ
プライバシーに関するご質問は、以下の GitHub Issue でお問い合わせください:
https://github.com/meta-taro/md-business/issues
改訂履歴
- 2026-06-29 — Google Workspace アドオン scope ダウングレード反映:
spreadsheets(フル)→spreadsheets.currentonlyに変更。実装は元々アクティブシートのみアクセスする構造であったため、最小権限原則に整合させた。Sensitive スコープを 2 件 → 1 件(script.external_requestのみ)に削減。script.scriptappの manifest 残置記述は実体と乖離していたため削除(manifest には元々含まれていない)。 - 2026-06-24 — Google Workspace アドオン v0.7.1 反映: 自動同期(onEdit installable trigger)を廃止し、サイドバーの「GitHub に push」ボタン押下時に commit する手動 push 方式へ移行。Sensitive スコープを 3 件 → 2 件(
spreadsheets/script.external_request)に整理。script.scriptappは manifest 残置のみ(次バージョンで削除予定)と明記。 - 2026-06-22 — Google Workspace アドオン v0.7.0 反映: GitHub 自動同期機能の追加に伴い、Sensitive スコープ 3 件(
spreadsheets/script.external_request/script.scriptapp)を明示。「外部送信なし」記述を撤回し、ユーザー自身の GitHub リポジトリへの送信仕様を追記。 - 2026-06-18 — Google Workspace アドオン向けの宣言を追記。Chrome 拡張部分は変更なし。
- 2026-06-16 — Chrome 拡張機能のプライバシーポリシー初版公開。
PRIVACY.md です。本ページはその HTML 配信版です。