zumen

構成が変わった。
図はそのままだ。

AI が構成図を描き、人が 1 か所だけ直す。
その直しが、次の生成で壊れません。

ダウンロード GitHub mac / Windows・MIT
クラウド構成の図
下の文章から、そのまま出たものです。並びも線の引き方も、人は決めていません。

なぜ図は腐るのか

構成が変わった → 図を直すのが面倒 → 直さない → 図が嘘になる → 誰も図を見なくなる。

既存の作図ソフトは「1 枚目を描く道具」として完成しています。そこを競っても勝ち目はありません。 zumen が向き合うのは、白紙から描く面倒ではなく、更新されないまま腐ることです。

作れる図

サーバやネットワークだけではありません。 路線図・停車駅案内・列車運行図表、間取りと躯体の伏図、配管の系統と受変電、 歯周チャート、釣りの仕掛け、舞台照明の仕込図、中古車の査定図、相続関係説明図、 コンテナ船の積付図、花火の保安距離 —— 「何がどこへ繋がるか」「どの順で流れるか」「何がどこにあるか」を表す図なら、 同じ書き方で描けます。
下の 93 枚はすべて、同じ 11 語の語彙で書いたものです。 業界ごとの図形は 1 つも足していません。専門性は形ではなく符号C1 G1 2"-CS-101 LBS-1)で 表されているからです。
建築の図は、通り芯と寸法が入ります。壁は塗り潰し、建具は開き勝手まで描きます ── 寸法が無い図では、何も建てられません。

4 枚とも、下のような文章から そのまま出たものです。手で位置を直してはいません。 交差 0・箱の重なり 0・消えたラベル 0。
描いてある構成は例のために組んだもので、実在のものではありません。 正本は examples/gallery/ に入っているので、同じものを手元で出せます。

正本は、読める文章

version: 1
title: オンプレのサーバ構成

nodes:
  - id: httpd
    type: server
    label: Apache httpd
    technology: 2.4 / mod_php
  - id: db
    type: database
    label: MariaDB

edges:
  - from: httpd
    to: db

Git で差分が読めます。誰が何を足したか、レビューで分かります。 type は形になるので、白黒で印刷しても、縮小しても見分けが付きます ── 円柱はデータベース、六角形はキャッシュ、雲は外の世界。

平面図も、同じ文章で

version: 1
kind: placement
# 1 px = 15 mm。間仕切 105・外壁 180
scale: { mm: 15 }
wall: { mm: 105, outer: 180 }
north: up
grid:
  x:
    - { id: X1, at: 40 }
    - { id: X2, at: 240 }
  y:
    - { id: Y1, at: 40 }
    - { id: Y2, at: 320 }

nodes:
  - id: ldk
    label: LDK
    technology: 16 畳
    at: { x: 40, y: 40 }
    size: { w: 320, h: 280 }
    openings:
      - { kind: window, side: top, at: 0.25, width: 90 }
      - { kind: door, side: bottom, at: 0.83, width: 70 }

寸法は通り芯からしか出しません。部屋の箱から出すと、 壁の厚みをどちらに数えるかで値が変わり、現場で食い違います ── 実物の図面が通り芯を基準にしているのは、そこを一意にするためです。
scale が無ければ、寸法の数値を出しません。 知らない縮尺で数値を書くより、出さないほうがましだからです。

勝負するのは 2 枚目以降

1. 文章で頼むサーバ構成を知っている AI に、そのまま描かせます
2. 図が出る並びも線の引き方も自動。あなたは位置を決めません
3. 人が 1 か所直す納得のいかない箱を動かす。それだけ
4. 構成が変わるもう一度 AI に頼む。直した 1 か所は動きません

人の手直しは正本の pins にしか書かれず、AI はそこを書けません。 道具の側で閉じてあるので、規約や注意書きに頼りません。 本物の AI で 10 回試して、10 回とも手直しは消えませんでした。

AI エージェントから直に描かせる

{ "mcpServers": { "zumen": {
    "command": "node",
    "args": ["<zumen の場所>/src/mcp.ts"] } } }

MCP の口が 9 つ。サーバ構成を把握しているエージェントに、直接描かせられます。 描いたあと zumen_inspect を叩けば、線の交差・箱の重なり・ 置けずに消えたラベル投影して読める大きさか人がまだ見ていないかが返ります。

開けていない口もあります ── 競合の決着、pins の書き換え、 「見た」の印。開けた瞬間、AI が自分の絵を自分で承認できてしまうからです。

何をしないか

  • 図形の網羅を追いません。対象は構成図の語彙だけ
  • 縮尺のある図をやりません。配置図・平面図のように寸法が価値になる図は、置き場所を決めるのが人なので
  • ベンダーのロゴを持ち込みません。AWS のアイコンを使うと「AWS 上にある」と読まれ、自前サーバの図に使えません
  • 全自動で終わらせません。人が直す往復を残すこと自体が目的です

使ってみる

アルファ版です。署名していないので、受け取った機械は警告を出します (mac は「壊れている」、Windows は「PC が保護されました」)。 まだ日常の道具にしないでください。置いてそのまま起動できる実行ファイルも一緒に配っています。

配布物を見る 入れ方

Rust があれば pnpm app でそのまま立ちます。 MCP サーバだけなら Node だけで動きます(殻は要りません)。

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