催し・遊び
ヘアカットの展開図(何 mm ではなく、何度で引き出したか)
ヘアカットの展開図(何 mm ではなく、何度で引き出したか)
この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。
正本に書いてある決まりごと
展開図が書いているのは「何度に引き出して、どこを切ったか」。どこを何 mm 切ったかではなく、何度で引き出したかが図の主語になる。
0° は全部が 1 本の線に落ちてそろう(ワンレングス)。90° は頭皮に直角で、どこも同じ長さになる(セイムレイヤー)。その間がグラデーション(下が短く上が長い)、90° を超えるとロングレイヤー(上が短く下が長い)。引き出した毛は戻るときに元の位置へ帰る ——戻った先で段になるかどうかは、まず引き出した角度で決まる(ガイドの取り方でも変わる。④)。
頭を分けてから切る。 セクション(大きな区分)→ パネル(一度に持つ束)→スライス(パネルの 1 枚)。1 枚のスライスの中でしか角度は保てないので、厚く取るほど切り口がぼける。セクションの境(一点鎖線)は「そこで形が変わってよい」という宣言。
同じ角度でも、ガイドの決め方で形が変わる。固定ガイドは同じ 1 か所へ集めて切るので、引き寄せた距離がそのまま段差になり、重さが集まって広がる形になる。移動ガイドは前に切ったパネルを次の基準にするので、差が積み上がらず均一な段になる。
1 枚に載せるのは 5 つ —— セクションの境/スライスの向き/引き出す角度/ガイド(固定か移動か)/切り口の向き。1 つでも欠けると、別の人が切ると違う形になる。展開図は、切った結果ではなく切り方の指示書。
角度と名前の対応(0° ワンレングス・90° セイムレイヤーなど)とガイドの説明は、一般の解説の範囲。理美容の教科書の頁では確かめていない(呼び名は流派・教本で揺れる)。
正本(YAML)
examples/gallery/270-ヘアカットの展開図.zumen.yaml