建築・土木

組子の割り付け(麻の葉と三ツ組手)

組子(六角形を決めると、部材の長さも角度も決まる)

組子の麻の葉 1 単位の作図(正六角形を 6 つの正三角形に分け、重心から 3 本ずつ引いて 18 の二等辺三角形にする)と、三ツ組手の 60 度・欠き込みの深さ 1/3・2/3・1/2、組み立ての順

この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。

正本に書いてある決まりごと

麻の葉は、正六角形の中を 18 の二等辺三角形に割った模様。六角形を 6 つの正三角形に分け、それぞれを重心から 3 本で割る(6 × 3 = 18)。六角形の大きさを決めると、部材の長さも角度も全部決まる ——逆に 1 か所を 0.1mm 間違えると、そのずれが最後の 1 本まで積み上がる。「割り付けができて一人前」と言われるのは、ここが全部つながっているから。

地組は、3 本を 1 点で組む(三ツ組手)。 端を 60° と 120° に削り、(欠き込みの深さの割合は、規格や教科書の一次資料で確かめていない。2026-10-04)欠き込みの深さを 3 分の 1・3 分の 2・2 分の 1 に変えて嵌め込む ——全部を半分ずつ欠くと、3 本目の行き場が無くなる。

地組と模様は別々に作る。 地組はどの文様でも同じ格子で、入れる葉(正三角形のパーツ)を替えると、別の文様になる。

釘も接着剤も使わない。 意地ではなく寸法の都合で、釘の頭も接着剤の層も 0.01mm の割り付けより厚い —— 入れた瞬間に模様が歪む。

平面を隙間なく埋められる正多角形は 3 つだけ(正三角形・正方形・正六角形)。地組は正三角形の格子 —— 3 方向の部材が 1 点で交わる(三ツ組手。② の図)。正方形の格子なら交わるのは 2 方向(相欠きで済む)。正六角形は正三角形 6 つでできているので、麻の葉の六角形も同じ格子の上に乗る。

正本(YAML)

examples/gallery/269-組子の割り付け.zumen.yaml

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