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IH クッキングヒーターの原理(熱くなるのは鍋底 0.05mm)

IH(熱くなるのは鍋底の 0.05mm だけ)

IH クッキングヒーターの断面(コイル・磁力線・渦電流)と、材質ごとの表皮深さ・表面抵抗・使える鍋

この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。

正本に書いてある決まりごと

熱は鍋の中で生まれる。 コイルが作る磁力線が鍋底を突き抜け、鍋の中に渦電流が流れ、鍋自身の電気抵抗で発熱する。ガラスも空気も温めていない —— トッププレートが熱いのは、鍋から伝わったから。

電流は表面のごく薄い層にしか流れない(表皮効果)。δ = √( ρ / π f μ )。20kHz の鉄で 0.050mm ——紙より薄い層だけが働いている。

鉄が効くのは、層が薄いぶん抵抗が高いから。同じ 20kHz で、鉄の表面抵抗(1.99 mΩ)はアルミ(0.046 mΩ)の 43 倍。アルミと銅は「電気を通しすぎて熱が出ない」。

オールメタルは周波数を上げて埋めるが、√f でしか増えない。20kHz → 90kHz でアルミの抵抗は 2.1 倍にしかならず、火力は鉄より約 10〜15% 弱い。

火力の差・鍋底の径(鉄・磁性ステンレスは底径 12cm 以上):パナソニック「IH クッキングヒーター よくあるご質問 A-03」https://sumai.panasonic.jp/ihcook/faq/faq.php?id=a-03 取得 2026-09-29(火力「7・8」で約 10〜15% 弱い。同社の測定方法による)。

見分けるのは材質ではなく鍋底。ステンレスでも 18-8/18-10 は磁石がつかない。

正本(YAML)

examples/gallery/251-IHの原理.zumen.yaml

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