家電・家具
電源タップの定格(つないでも足し算にならない)
電源タップ(つないでも足し算にならない)
この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。
正本に書いてある決まりごと
タップをつないでも、容量は増えない。壁のコンセント 1 口が 15A なら、その先に何個足しても合計は 15A のまま。
上限を決めるのは、いちばん細い所。 タップ本体が 15A でも、途中に挟んだ延長コードが0.75sq なら 7A(700W)がその道筋の上限(1.25sq で 12A、2.0sq で 17A)。
熱を作るものだけが、桁違いに食う。 電子レンジ 1,400W、ホットプレート 1,300W、ドライヤー 1,200W に対して、テレビ 150W、ノート PC 65W、スマホ充電 20W —— 2 桁ちがう。危ないのは「数」ではなく、熱を作るものが 2 つ乗ったとき。
巻いたコードリールは 5A(500W)まで。 巻くと出た熱が逃げず、被覆が溶ける。
ブレーカーは、タップを守らない。 タップは 15A、分岐ブレーカーは 20A。ホットプレート 1,300W + こたつ 600W = 1,900W(19A)は、ブレーカーが落ちない値 —— 落ちないまま、タップだけが熱を持ち続ける。
トラッキングは、使っていなくても起きる。 差さっていれば刃の間に電圧はかかっていて、ほこりと湿気で炭化し、発火する。家具の裏の見えないコンセントがいちばん危ない。
コードの許容電流(周囲温度 30℃ 以下、ビニル 60℃)0.75mm² 7A/1.25mm² 12A/2.0mm² 17A は、古河電工メタルケーブル「コードの許容電流」表で照合(2026-10-02)。https://www.furukawa-mc.jp/products/cable/clist/clist04.html巻いたリールの 5A と、家電の消費電力は目安(機種・製品で違う)。
正本(YAML)
examples/gallery/261-電源タップの定格.zumen.yaml