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木工の組み手(蟻の勾配・ほぞの 3 分の 1・木の動き)

木工の組み手(蟻の勾配・ほぞの 3 分の 1・木の動き)

蟻組の勾配 1:6 と 1:8 の作図、箱の角の組み手の比較、ほぞは材厚の 3 分の 1、木の方向ごとの収縮比と天板が動く量、丸太の断面から見た木表・木裏と反る向き

この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。

正本に書いてある決まりごと

蟻組の勾配は、欠けない角度の限界。 針葉樹は 1:6(9.5°)、広葉樹は 1:8(7.1°) —— かたい木ほどゆるくする。角度を立てるほど、テールの角が「短い木口」になって欠けるから。迷ったら 1:7。

勾配があるかどうかで役目が変わる。 蟻組は引っぱっても抜けず、あられ組は接着剤が切れたら抜ける。引き出しの前板を必ず蟻組にするのは、そこだけ毎日引っぱられるから —— 奥板があられ組なのは手抜きではない。

ほぞは材厚の 3 分の 1。(30mm の材なら 10mm。)厚くしても強くならない ——ほぞを厚くすると受ける穴が広がり、折れるのはほぞではなく穴の側になる。

木は幅方向にしか動かない。 接線 10 / 放射 5 / 繊維 0.5〜1、含水率 1% あたり幅の 0.2〜0.4%。幅 600mm の天板は含水率 5% で 9mm 動く。固定すると力が逃げ場を失い、板が割れるか 幕板・框が裂ける。

反る向きは、挽く前から決まっている。 木表は接線方向で木裏(放射方向)の2 倍縮むので、乾くと木表が凹・木裏が凸になる。板の反りは不良品ではなく、丸太のどこから取ったかの結果。

正本(YAML)

examples/gallery/262-木工の組み手.zumen.yaml

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