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空気清浄機の中身(「8 畳」は 8 畳用という意味ではない)

空気清浄機(「8 畳」は 8 畳用という意味ではない)

空気清浄機の断面(吸込からプレフィルタ・集じん HEPA・脱臭・ファン・吹出までの順番)と、JIS の HEPA の定義、JEM 1467 の適用床面積と清浄時間の式、圧力損失、置き場所

この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。

正本に書いてある決まりごと

プレフィルタは必ずいちばん前。 この図はプレ(大きなゴミ)→ 集じん(HEPA)→ 脱臭 → ファン(集じんと脱臭の順は機種で違う)。プレで大きなゴミを止めないと、HEPA が数か月で詰まる。プレは洗えるが HEPA は洗えない(繊維の隙間が壊れて性能が落ちる)——だから、洗えるプレを前に置いて、洗えない HEPA を守る。

「8 畳」は「8 畳用」ではなく「8 畳を 30 分で」の意味(JEM 1467。JEMA Q&A の説明)。天井高 2.4m の部屋で、粉じん 1.25 mg/m³ を 0.15 mg/m³(ビル管法の基準)まで30 分で下げられる広さを、適用床面積と呼んでいる。だから 清浄時間 = 30 分 × (部屋の広さ ÷ 適用床面積) ——8 畳の部屋に 24 畳の機械なら 10 分。実際の畳数の 2〜3 倍を選ぶのが定番なのはそのため。

HEPA は素材でも形でもなく「この試験に通った」という印(JIS)。定格風量で 0.3μm の粒子を 99.97% 以上捕集し、初期圧力損失 245Pa 以下。0.3μm が基準なのはいちばん捕りにくい大きさ(0.1〜0.3μm あたり)に近いから ——0.3μm で 99.97% なら、大きい粒はそれ以上に捕れる(いちばん捕りにくい点は 0.3μm より少し小さいことが多い)。

245Pa は「初期」の値。 使ううちにほこりが詰まって圧力損失が上がり、同じファンでも風量が落ちて清浄時間が延びる ——捕集率は落ちない(目詰まりでむしろ上がる)ので、性能が落ちたことは音でも風でも分かりにくい。

置き方で、同じ機械が別の性能になる。 適用床面積は空気が機械を通ることを前提にした数字で、隅に置いて吹出が壁を向いていると同じ空気を何度も吸って、部屋の反対側は動かない。

出典:JEMA「JEM 1467 家庭用空気清浄機」(1995-03-17 制定、最新改正 2026-03-19)https://www.jema-net.or.jp/engineering/JEM_JEM-TR/JEM1467.html 、JEMA Q&A(適用床面積=30 分で清浄できる広さ)https://www.jema-net.or.jp/living/kuusei/qa.html 、HEPA の定義は JIS Z 8122(ニッタ株式会社 FAQ で文言を確認)。取得 2026-09-29。JEM 1467 の改正年月(2026-03-19)は JEMA の頁で確かめた(2026-10-04)。本文は会員限定で、2026 年版で適用床面積の算定条件が変わっていないかは読めていない。JEMA Q&A で確かめられたのは「30 分で清浄できる広さ」まで。1.25→0.15 mg/m³・天井高 2.4m はメーカーのカタログ注記で広く使われる数字で、規格本文では確かめていない。JIS Z 8122 の版も確かめていない。JEM 1467・JIS Z 8122 の本文の版は確かめていない(JEM 1467 は改正年月だけを確かめた)。

正本(YAML)

examples/gallery/272-空気清浄機の中身.zumen.yaml

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