学び・図学

紙のサイズ(寸法表ではなく、2 つの決めごと)

紙のサイズ(寸法表ではなく、2 つの決めごと)

A0 の中に A1・A2・A3・A4・A5 を入れ子に並べた図(1px = 2.2mm)と、B4 と A4 を同じ縮尺で重ねた比べ、A 列の寸法・JIS と ISO で違う B 列・縦横比が √2 でなければならない理由の表

この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。

正本に書いてある決まりごと

A 列は、2 つの決めごとから全部が出る。A0 の面積がちょうど 1m²、縦横の比が √2 —— それだけ。実際、841 × 1,189 = 0.9999m²、1,189 ÷ 841 = 1.4138(√2 = 1.4142)。

半分にすると、次の番号になる。A0 → A1 → A2 … と長辺を半分にしていくと、841 × 1,189 → 594 × 841 → 420 × 594 → 297 × 420 → 210 × 297。

√2 以外では、折るたびに形が変わる。縦横比を r とすると、半分にした紙の比は 2 ÷ r になる。r = 2 ÷ r を満たすのは r = √2 だけ —— だから何回折っても相似のまま。拡大縮小のコピーが倍率 1 つで済む(A4 → A3 は 141%、A3 → A4 は 71%)のも、これのおかげ。

B 列は 2 つある。JIS の B0 は 1,030 × 1,456(1,030 × 1,456 = 1,499,680mm² = 1.4997m²)。A0 の 1.5 倍をねらった寸法で、実際は 1.4998 倍(A0 が 999,949mm² なので、1.5 倍なら 1,499,923mm²。寸法を mm の整数に丸めたぶんだけずれる)。ISO の B0 は 1,000 × 1,414(√2 m²)。同じ「B4」でも、日本の規格と国際規格で寸法が違う。B4(JIS)は 257 × 364mm。

数はすべて計算で確かめた(面積・比・半分にしたときの寸法)。

正本(YAML)

examples/gallery/308-紙のサイズ.zumen.yaml

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