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クローンは「同じ個体」ではない(CC と レインボー)
クローンは「同じ個体」ではない(CC と レインボー)
この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。
正本に書いてある決まりごと
世界初のクローン猫 CC は、元の猫と毛色が違った。
2001 年 12 月 22 日、テキサス A&M 大学で誕生。名は Carbon Copy の略。核を採ったのは三毛の「レインボー」。核の DNA は完全に同じ。それでも CC は三毛にならず、白地に茶色のトラ(キジ白)だった。
| 元の猫から来るもの | 来ないもの | |
|---|---|---|
| 核の DNA | そのまま(だから「クローン」) | |
| ミトコンドリア DNA | 卵子の提供猫のもの | |
| X 染色体の不活性化 | 細胞ごとにランダムに決まり直す | |
| 子宮の環境・その後の経験 | 代理母と、育った場所のもの |
茶色と黒の遺伝子は X 染色体にある。メス猫は X を 2 本持つが、細胞ごとにどちらか片方が不活性化される。 どちらが止まるかはランダム。その斑が毛色の模様になる —— だから斑の並び方は遺伝しない(三毛になるかどうか・白の入り方は遺伝子で決まる)。
クローンでも同じことが起きる。DNA が同じでも、模様は決まり直す。
手順は描かない(方針 §5.5)。除核の方法も、電気刺激の条件も書いていない。この図は「何が受け継がれ、何が受け継がれないか」の図。
出典 —— Shin T. et al., "A cat cloned by nuclear transplantation", Nature 415:859 (2002)https://www.nature.com/articles/nature723 ・Texas A&M 獣医学部の発表(誕生日・代理母 Allie・"Brown-and-white CC")https://vetmed.tamu.edu/news/press-releases/cvm-researchers-first-to-clone-cat/ 取得 2026-09-29。X 染色体不活性化(ライオニゼーション)は教科書的記述。
正本(YAML)
examples/gallery/348-クローンは同じ個体ではない.zumen.yaml