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クレーン揚重計画図(架空の 50 t 級ラフター・作業半径 10 m)

クレーン揚重計画図(腕を伸ばすほど吊れなくなる)

クレーン揚重計画図(定格総荷重表・作業半径/架空)

この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。

正本に書いてある決まりごと

吊れるかどうかは、荷の重さだけでは決まらない。同じクレーンでも、腕を伸ばすほど吊れなくなる。だから揚重計画では、作業半径とブーム長の組で定格総荷重を引く。

フックと玉掛けワイヤの質量を含む。 ブームから下が全部入る。だから「定格総荷重 17.0 t」の位置で吊り具が 0.8 t なら、荷は 16.2 t まで。ここを取り違えると、表の数字だけ見て吊れると思う。

縦が作業半径、横がブーム長。 作業半径はブームのたわみを含んだ値で、空荷のときの半径ではない。値はすべてアウトリガー最大張出しのとき。

太線(この図では斜線)で囲まれた所は「強度域」。ブームや本体の強度で決まっていて、超えるとブームが壊れる。それ以外は安定度で決まっていて、超えると転倒する。壊れ方が違うので、同じ「超過」でも意味が違う。

以前は仮置場が半径約 14.5 m、据付位置が約 16.7 m にあった。表では 14 m で 10.8 t、18 m で 7.2 t —— 総重量 12.8 t は吊れない(過負荷)。計算は「半径 10.0 m」で合格にしていたので、図と計算が食い違っていた。計算に使う半径は、吊り上げから据付までの最大の作業半径。 仮置場・据付位置を半径 9.5〜9.8 m に寄せ、左から右へ旋回する計画にした。最大の値 50.0 t は「50 t 級」と合わせた(以前は 55.1 t で級を超えていた)。強度域の斜線は、表の左上(短いブーム・小さい半径)にまとまる。「—」のセルには付けない。

定格荷重は「負荷させることができる最大の荷重(=定格総荷重)から、フック等のつり具の重量を控除した荷重」(クレーン等安全規則 第 1 条)。過負荷の禁止は同 第 69 条(移動式クレーン)。https://laws.e-gov.go.jp/law/347M50002000034/ (取得 2026-09-29)

平面の車体とアウトリガーも縮尺どおりにした。以前は車体幅 6 m、張出しが左右 19 m に描かれていて、ラベルの「左右 6.2 m」と縮尺が合っていなかった(50 t 級の全幅は 3 m 弱)。

1 px = 100 mm。機種・数値はすべて架空。

正本(YAML)

examples/gallery/132-クレーン揚重計画図.zumen.yaml

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