店舗・物流
振込が届くまで(1 億円で、道が分かれる)
振込が届くまで(1 億円で、お金と通知の順が入れ替わる)
この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。
正本に書いてある決まりごと
お金と通知は、同じ速さでは動かない。 しかも1 億円を境に、どちらが先かが入れ替わる。
全銀システムは 1 件ずつ資金を動かさず、その日の分をネッティング(相殺)して差額だけを日本銀行へ通知する。為替通知のほうは先に被仕向銀行へ届くので、受取人の口座にはすぐ入る。銀行どうしの資金決済は、その日の午後 4 時 15 分に、全銀ネットの当座預金口座と加盟金融機関の当座預金口座の間で行われる。
1 件ずつ資金決済してから、被仕向銀行へ為替通知を送る。決済は流動性節約機能付 RTGS(即時グロス決済)。大きい金額では、通知だけ先に流して差額決済を待つ形を取らない。
コアタイムは平日の午前 8 時 30 分〜午後 3 時 30 分。平日夜間と土日祝日はモアタイムシステムが受け持つ(参加は銀行ごとの任意)。2018 年の稼動時に参加したのは 504 行。
2023 年 10 月 10・11 日の障害では、影響を受けた銀行から送る振込が約 255 万件(10 日 150 万件・11 日 105 万件)あり、うち約 87 万件はその日のうちに処理できなかった。1 か所で全部の銀行がつながっているということは、そういうことでもある。
全銀センターは東京と大阪の 2 か所にあり、各センターのコンピュータはマルチホスト構成。
出典:全銀ネット「2025 年 全銀ネットに関する情報開示」https://www.zengin-net.jp/company/pdf/fmidisclosure.pdf /同「システム障害に係る対応状況について」別紙(2023 年 10 月 18 日)https://www.zengin-net.jp/announcement/pdf/announcement_20231018_2_besshi.pdf (2026-10-02 照合)。
硬貨そのものは見本 300、紙幣の識別マークは見本 199。
正本(YAML)
examples/gallery/332-振込が届くまで.zumen.yaml