建築・土木

歯車のかみ合い(決めているのは直径ではなく、モジュール)

歯車のかみ合い(決めているのは直径ではなく、モジュール)

モジュール 3・歯数 20 と 30 の平歯車を、中心距離 75mm でかみ合わせて描いた図。歯底円までを本体として歯を並べ、基準円(ピッチ円)を破線で重ねて 2 つの基準円が接する所をかみ合い点として示した図と、基準円直径 m×z・歯先円直径 m(z+2)・歯底円直径 m(z−2.5)・中心距離 m(z1+z2)/2 の表、かみ合う条件(同じモジュール・同じ圧力角 20 度)と回転比 1.5 : 1 の表

この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。

正本に書いてある決まりごと

歯の大きさを決めるのはモジュール m で、直径ではない。 直径はその結果。

基準円直径 d = m × z、歯先円直径 da = m(z + 2)、歯底円直径 df = m(z − 2.5)、そして中心距離 a = m(z1 + z2)/ 2。

この図は m = 3、z = 20 と 30。d は 60mm と 90mm、da は 66mm と 96mm、df は 52.5mm と 82.5mm、a は 75mm。

軸の位置は、歯車を選んだ時点で決まっている(転位の無い標準歯車のとき。転位すれば中心距離をずらせる —— JIS B 1701-1 の基準ラック:歯末 1.00m・歯元 1.25m・圧力角 20°)。

モジュールが同じで、圧力角が同じ(20 度)。歯数が違っても、直径が違っても、この 2 つが揃えばかみ合う。逆に、どちらかが違えば、どんなに寸法を合わせてもかみ合わない。

歯数の比と基準円直径の比は等しいので、回転比は歯数の比の逆数。20 と 30 なら 1.5 : 1 —— 小さいほうが 1.5 回まわる間に、大きいほうが 1 回。

歯形は模式(インボリュート曲線は描いていない)。破線が基準円で、2 つの基準円が接する所がかみ合い点。

はめあいは見本 243、ねじや継手の側は見本 180。JIS B 1701-1 の版は確かめていない。

正本(YAML)

examples/gallery/333-歯車のかみ合い.zumen.yaml

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