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データセンターの電力系統(単線結線図・2N)

2N(二重にすることではなく、道が一度も交わらないこと)

データセンターの単線結線図(受電・ATS・発電機・UPS・PDU の A 系と B 系)と、N/N+1/2N・Tier・PUE の表

この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。

正本に書いてある決まりごと

2N とは、二重にすることではない。受電からサーバーの口まで、2 本の道が一度も交わらないこと。1 か所でも合流していれば、そこが単一障害点になる。

発電機は ATS へつなぐ。 商用は受変電を通って ATS へ、発電機は ATS へ直接入り、ATS がどちらかを選ぶ(以前は発電機の線が受変電に入っていて、切り替える場所が読めなかった)。

STS はサーバーの下流ではなく、両系の途中から取る。 2 電源の機器は A・B から直接取り、1 電源の機器だけが STS(両系から入って 1 本で出す)の先につながる。

UPS は長時間の電源ではない。 電池が持つのは 5〜15 分で、仕事は発電機が立ち上がるまでの 10 秒を埋めること(NFPA 110 の Type 10 = 10 秒以内)。

Tier III と IV の差は時間ではない。 III は止めずに保守でき、IV は 1 か所壊れても止まらない。

PUE は比(ISO/IEC 30134-2)。全施設の電力 ÷ IT 機器の電力。2025 年の加重平均は 1.54 = IT が使えるのは全体の 65%。

ISO/IEC 30134-2 の版は確かめていない(-2 は部の番号で、版ではない)。

PUE の年ごとの値は Uptime Institute Global Data Center Survey(2025 年版で 1.54、6 年続けて横ばい)。https://uptimeinstitute.com/resources/research-and-reports/uptime-institute-global-data-center-survey-results-2025 (2026-09-29 取得)Tier の可用性(99.671〜99.995%)は Uptime Institute の白書「Tier Classifications Define Site Infrastructure Performance」に出る値。いまの Tier Standard: Topology の本文に % が載っているかは確かめていない(登録が要る)。年あたりの時間は % から計算した(99.741% → 0.259% × 8,760 時間 = 22.7 時間)。

正本(YAML)

examples/gallery/241-データセンターの電力系統.zumen.yaml

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