設備・電気

下水処理の流れ(標準活性汚泥法)

下水処理の流れ(1 本だけ戻る線がある)

下水処理場の水の道を左から右へ並べた図。家庭・事業所の汚水と雨水が管渠・ポンプ場へ入り、沈砂池・最初沈殿池・反応タンク(曝気 6〜8 時間)・最終沈殿池・消毒して放流と進む流れに、最終沈殿池から反応タンクへ戻る返送汚泥の線、最初沈殿池からの生汚泥と最終沈殿池からの余剰汚泥が濃縮・消化・脱水して焼却へ向かう汚泥の道、合流式で大雨のときの越流(CSO)を重ね、合流式と分流式の比較表と普及率の表を添えた図

この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。

正本に書いてある決まりごと

汚れを消しているのではない。微生物に食べさせて、沈めて、別の場所へ運んでいる。

管渠・ポンプ場 → 沈砂池(砂と大きなごみ)→ 最初沈殿池(沈む有機物)→反応タンク(曝気。6〜8 時間)→ 最終沈殿池(活性汚泥を沈める)→ 消毒して放流。

返送汚泥。 最終沈殿池で沈めた活性汚泥を、反応タンクへ戻す。微生物そのものが装置なので、捨てずに戻さないと次の水を処理できない。増えた分だけが余剰汚泥として抜かれ、汚泥の道(濃縮 → 消化 → 脱水 → 焼却・溶融・炭化)へ入る。

戻る線が、機械の並べ方を壊した。最終沈殿池が反応タンクより前の段へ引かれ、水の道が沈砂池 → 最初沈殿池 → 濃縮(汚泥の道)と読める絵になった。折り返しても、groups を外しても直らない。戻る線が主役の図は、置き場所を自分で書くほうが速い。

合流式は雨水と汚水を同じ管で流す。工費が安く、雨で管の中が自然に洗われるが、晴れた日は流れが遅くて沈殿物がたまり、大雨のときは処理しきれない分を未処理または簡易処理のまま放流する(合流式下水道越流水 = CSO)。分流式は別の管に分ける。流量も水質も安定するが、汚水管は細いので人が入れず、清掃や点検がしにくい。

令和 7 年度末の下水道処理人口普及率は 82.2%。浄化槽なども足した汚水処理人口普及率は 94.0%(下水道 82.2%・浄化槽 9.5%・農業集落排水など 2.2%・コミュニティ・プラント 0.1%)。出典:国土交通省・農林水産省・環境省「令和 7 年度末の汚水処理人口普及状況について」(2026-08-24 発表、https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000756.html 、取得 2026-10-02)

上水の側は見本 306。

正本(YAML)

examples/gallery/321-下水処理の流れ.zumen.yaml

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