医療・食品・農
食品トレーサビリティ(1 段ずつの記録が、鎖になる)
食品トレーサビリティ(1 段ずつの記録が、鎖になる)
この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。
正本に書いてある決まりごと
1 つの事業者が持つのは、自分の前と後ろの 1 段だけ。「どこから来たか」と「どこへ行ったか」を記録しておけば、その鎖をつなぐと、端から端までたどれる ——全部の履歴を 1 か所に集める仕組みではない。だから誰か 1 人が記録を欠くと、そこで鎖が切れる。
図に描いてあるのは鎖そのもの(追跡の向き)。 遡及は同じ鎖を逆から読むだけで、別の線を引く必要はない —— 鎖が 1 本つながっていれば、どちらの向きにも使える。
向きが 2 つある。 下流から上流へさかのぼるのが遡及(この食品はどこから来たか)、上流から下流へたどるのが追跡(この原料はどこへ行ったか)。事故が起きたときに要るのは両方 —— 原因を探すのが遡及、回収する先を出すのが追跡。
鎖をつなぐ鍵が、ロット番号。 どの範囲を 1 ロットにするかで、回収の大きさが決まる —— 1 日分を 1 ロットにすれば 1 日分を回収することになり、1 時間ごとに分ければ 1 時間分で済む。細かく分けるほど記録の手間は増える。
牛は法律で番号が決まっている。 2001 年の国内 BSE 発生を受けて 2003 年に制定された牛トレーサビリティ法(牛の個体識別のための情報の管理及び伝達に関する特別措置法)で、国内で飼われる牛には 10 桁の個体識別番号の耳標が義務づけられ、番号は生産からと畜・販売まで伝達される —— 1 頭ごとにたどれる。米には米トレーサビリティ法(米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律)がある。出典:e-Gov 法令検索(平成 15 年法律第 72 号・平成 21 年法律第 26 号)。取得 2026-10-02
正本(YAML)
examples/gallery/277-食品トレーサビリティ.zumen.yaml