防災・災害
ロープ結索の選び方(役目・部位・残る強度)
ロープ結索(結び目は、必ずいちばん弱い所)
この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。
正本に書いてある決まりごと
結索図がまず決めるのは「どこを使うか」。1 本のロープの中で、端・中間・折り返し(バイト)は別の扱いになる ——(バイトは交差させない U 字の折り返し。交差させると輪=ループ。スタンディングパートは結びに使わない側の長い部分で、「中間」とは別の言葉)中間に輪を作れる結びと、端でしか作れない結びは別物で、図に「端」と書いていなければ、読む側はどちらとも取れる。
結索は、役目で 3 つに分かれる(消防の分け方)。結合(ロープとロープをつなぐ。本結び/ひとえつなぎ/ふたえつなぎ)、結着(柱や物に結び付ける。巻き結び/もやい結び)、端止め(端にコブを作る。8 の字結び)。「よく使う結び 10 選」では選べない —— 先に決まるのは役目で、決まれば候補は 2〜3 個に絞れる。本結びで柱に結ばないし、太さの違うロープを本結びでつながない(ずれて解ける)。
結び目は、必ずロープのいちばん弱い所。結ぶと強度は 40〜80%(クライミングの結びで 60〜80%、もやい結びで約 60%)まで落ちる ——繊維が急に曲げられ、外側は伸ばされ内側は潰されて、力が均等にかからなくなる。「10kN のロープ」は、結ばない状態での話。
描けないものは、それらしく描かない。結び方の手順図には線の上下(くぐる・またぐ)が要り、zumen は交差を切って描けない。結びごとの正確な強度も、材質と結び方で変わり出典が割れるので入れていない ——役目・部位・強度の桁までを、この 1 枚が引き受けている。
正本(YAML)
examples/gallery/278-ロープ結索の選び方.zumen.yaml