建築・土木
道路標識(形と色で、読む前に種類が分かる)
道路標識(形と色で、読む前に種類が分かる)
この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。
正本に書いてある決まりごと
本標識は 4 種類あり、形と色で種類が分かる。
| 形と色 | |
|---|---|
| 案内標識 | 青地または緑地に白 |
| 警戒標識 | 黄地に黒の菱形(一辺 45cm) |
| 規制標識 | 白地に赤の枠・斜めの帯と青の記号、または青地に白(車両進入禁止・一時停止は赤地に白)。円形・四角・逆三角形 |
| 指示標識 | 青地に白。五角形や正方形 |
文字が読めない距離でも、黄色い菱形が見えた時点で「注意」と分かる。形と色が先に届き、中身はあとから読む —— 読む前に種類が分かることが、この体系の肝。
ウィーン標識条約は、警告に 2 つの型を認めている。 Aa 型は赤い縁の三角(白か黄の地)、Ab 型は黄地に黒い縁の菱形(正方形を 45° 回したもの)。禁止は丸で周囲が赤。日本の警戒標識は Ab 型と同じ菱形(日本は条約を批准していない)。欧州は Aa 型、米国・豪州は菱形。日本の一時停止は逆三角形だが、条約では逆三角形は「譲れ」(B,1)で、「止まれ」(B,2)は八角形(B,2a)か、丸の中に B,1 を入れて STOP と書く形(B,2b)。日本の一時停止は、条約の「譲れ」の形を「止まれ」に使っている(2026-10-02 まで表で取り違えていた)。
案内標識は、道で地の色が変わる。 一般道は青、高速道路は緑。
本標識は、条件を持たない。「駐車禁止」は駐車禁止としか言えないので、いつ・どこで・誰に効くかは、下に付ける補助標識(距離・区域・時間・車両の種類・方向)が持つ ——本標識と補助標識の組み合わせで意味を作っている。
出典(2026-09-29 に確かめた): 道路標識、区画線及び道路標示に関する命令(昭和 35 年総理府・建設省令第 3 号)第 1 条(本標識 4 種と補助標識)・別表第二 備考一(三)色彩。警戒標識の一辺 45cm は同 別表第二の図示寸法。規制標識の円と一時停止の逆三角の図示寸法は、別表第二の図を読めておらず確かめていない。① では菱形と同じ大きさに揃えて描いた。ウィーン道路標識信号条約(1968)附属書 1 の警告標識 Aa 型・Ab 型、優先標識 B,1・B,2(国連条約集 UNTS 第 1091 巻 No. 16743、https://treaties.un.org/doc/Publication/UNTS/Volume%201091/volume-1091-I-16743-English.pdf 2026-10-04 に確かめた)。
色は palette で持たせた。記号の名前(黄・赤・青・緑)は図の中に文字でも出している ——色だけに頼ると、白黒と色覚特性で読めなくなる。
正本(YAML)
examples/gallery/302-道路標識.zumen.yaml