建築・土木
昭和の平屋 —— 田の字型の座敷と縁側(三世代の家/架空)
昭和の平屋(田の字型。襖を外せば 32 帖の広間)
この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。
正本に書いてある決まりごと
田の字型 —— 襖を外せば広間になる家。
昭和の木造平屋に多い型。8 帖の和室 4 つ(茶の間・寝間・次の間・座敷)を襖で仕切って田の字に並べ、南に縁側を通す。4 つの和室には部屋ごとの廊下が無く、縁側と隣の部屋を通って行き来する。ただし便所と風呂は、玄関から入る北の廊下に面して置く(和室を通らずに行ける)。襖をすべて外せば 32 帖の広間 —— 冠婚葬祭を家でした頃は、この広さが要った。
| 座敷 | 床の間(と押入)を持つ、いちばん格の高い部屋。客を通す |
| 茶の間 | 家族が食べて集まる部屋。台所の隣 |
| 縁側 | 廊下を兼ねる板張り。庭に開く |
| 水まわり | 北に寄せ、廊下から入る(日の当たる南を部屋に使う) |
畳は 1 枚 0.91m × 1.82m(半間 × 1 間)。帖数は、不動産の表示に関する公正競争規約施行規則 第 9 条第 16 号(1 帖 1.62㎡ 以上)に合わせて書いた。8 帖の和室は 3.64m 角 = 13.25㎡ で、÷1.62 = 8.18 → 切り捨てて 8.1 帖(8.2 と書くと 1 帖 1.62㎡ を割る)。便所を北の廊下側に置くのは、中廊下型住宅(廊下を挟んで南に居室、北に台所・便所)と同じ考え方(講談社『家とインテリアの用語がわかる辞典』「中廊下型住宅」)。玄関は引戸、便所の開き戸は廊下へ外開き。8 帖の敷き方は、4 枚の角が 1 点に集まらないように回す。
出どころ —— よく知られた家族ものの作品の家について語られる「昭和の田の字型の平屋」という考察を手がかりに、zumen が自分で間取りを組んだ。特定の作品・実在の家の間取りを写したものではない(名前も出さない)。架空。
正本(YAML)
examples/gallery/363-昭和の平屋-田の字型.zumen.yaml