建築・土木
瀬戸大橋の 6 橋 —— 吊橋・斜張橋・トラス橋が連なる 2 層の道路・鉄道併用橋(側面の模式と諸元)
瀬戸大橋の 6 橋(吊橋・斜張橋・トラス橋が連なる 2 層の併用橋)
この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。
正本に書いてある決まりごと
瀬戸大橋は 1 本の橋ではない。 海峡部 9.4km に連なる 6 つの橋の総称で、形式が 3 つ(吊橋・斜張橋・トラス橋)混ざり、どれも上段が道路・下段が鉄道の 2 層になっている。この図は、その並びと形式、支間の割り方と高さを 1 枚で読むための側面の模式図。
理解のための図。「瀬戸大橋」と一口に呼ばれるものが、どんな橋の組み合わせでできているか ——どこが吊橋で、どこが斜張橋で、なぜ北備讃と南備讃のあいだにアンカレイジが 1 つしかないか。
- 横 1px=6m、縦 1px=1m。高さを 6 倍に強調した(同じ縮尺だと塔が 30px にしかならず、形式が読めない)- 橋の長さ(支間割)と塔頂高・桁下高は公式頁の数どおりに置いた。橋と橋のあいだは詰めた(長さの数が無い)- 北備讃と南備讃は、共用アンカレイジ(BB4A)で継ぎ目なくつないだ。ここは実物も 1 基- 吊橋はケーブルとハンガー、斜張橋は塔から桁へのケーブル、トラス橋は上弦・下弦と斜材で形式を描き分けた- 下津井瀬戸大橋は側径間を吊らないので、側径間のケーブルにハンガーを描かず、桁は塔から少しだけ張り出した
| 形式 | 橋長 | 支間割 | 塔頂高(T.P.) | 桁下高(略最高高潮面) | |
|---|---|---|---|---|---|
| 下津井瀬戸大橋 | 張出径間付単径間補剛トラス吊橋 | 1,400m | 230+940+230 | 149m | 31m |
| 櫃石島橋 | 3 径間連続鋼トラス斜張橋 | 790m | 185+420+185 | 152m | 32m |
| 岩黒島橋 | 3 径間連続鋼トラス斜張橋 | 790m | 185+420+185 | 161m | 41m |
| 与島橋 | 2 径間及び 3 径間連続トラス橋 | 850m | (125+137)+(175+245+165)=847m | —— | 45m |
| 北備讃瀬戸大橋 | 3 径間連続補剛トラス吊橋 | 1,538m | 274+990+274 | 184m | 65m |
| 南備讃瀬戸大橋 | 3 径間連続補剛トラス吊橋 | 1,648m | 274+1,100+274 | 194m | 65m |
瀬戸中央自動車道:延長 37.3km、第一種第 2 級、設計速度 100km/h、4 車線、昭和 63 年 4 月開通(開通式 1988 年 4 月 10 日)。ルートは道路 37.3km・鉄道 32.4km。海峡部 9.4km の 6 橋を総称して瀬戸大橋。補剛桁は上が鋼床版(道路)、下が下路床組(鉄道)。電力・通信ケーブル、管理路、外面作業車の軌条も添架(補剛桁の架設の頁の説明図)。
6 橋の橋梁区間長 1,447+792+792+854+1,611+1,723=7,219m。9.4km との差 約 2.2km が橋のあいだ。与島橋の支点は 0・125・262・437・682・847m(橋脚 4 基 YB1P〜YB4P と両端)。
- ケーブルのたるみ(サグ)の量・斜張橋のケーブルの本数・トラスの高さ。 公式頁に数が無い。形式が分かる形だけを描き、注記で「模式」と言った- 鉄道の線路の数。 公式頁で確かめられなかった(下段が鉄道であることだけを描いた)- 橋と橋のあいだの高架橋・島の地形。 長さの数が無い- 基礎(ケーソン)と水深。 南備讃の番の州側は水深 50m の大水深基礎だが、図が海の中まで広がり、6 橋の並びが読めなくなる- 公式のロゴ・写真・案内図。 これは公開されている数から描き直した非公式の図
出典:本州四国連絡高速道路株式会社「瀬戸大橋」の頁(瀬戸大橋6橋・各橋の諸元、瀬戸中央自動車道、開通から20周年まで、補剛桁の架設)。2026-10-06 取得。
正本(YAML)
examples/gallery/377-瀬戸大橋の6橋.zumen.yaml