建築・土木
インターチェンジの形 —— トランペット・ダイヤモンド・クローバー・ダブルトランペット(左側通行。どの型をどこに使うか、ランプの曲線半径)
インターチェンジの形(料金所とループで決まる)
この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。
正本に書いてある決まりごと
インターチェンジの形は、交差する道の種類と、料金所をどこに置くかで決まる。4 つの型を同じ縮尺(1px=2m)・同じ向き(本線を横、日本の左側通行)で並べ、「右へ渡る動き」がどこで跨ぎ、どこでループになるかを読めるようにした。
理解のための図。高速道路の出入口がなぜトランペットの形をしているか、一般道とつなぐ所がなぜダイヤモンドで、なぜ日本にはクローバーが少ないか —— を形で読む。
- 左側通行(道路交通法 第 17 条 4 項)。本線は上の線が東向き(右へ)、下の線が西向き(左へ)。出口は本線の左から分かれ、入口は左から合流する。米国の図を鏡に写しただけでは右側通行の図になるので、ループの回り方と、どの象限に何が来るかを左側通行で組み直した- 上を通る道を切らずに描き、下を通る道を切る(平面図の立体交差の描き方)。ランプが本線を跨ぐ所で本線を切った- ループは 270° 回って右折の向きへ出る。半径は 28px=56m(カリフォルニア州の設計便覧のループ 150〜200ft の中ほど)- クローバー型は、北東の象限の 1 組(ループ 1 本と外側のランプ 1 本)を 90° ずつ回して 4 象限に置いた。左側通行の 4 回対称は「東向き→南向き→西向き→北向き」で閉じる- ダブルトランペット型は、上のトランペットを 180° 回した 2 つ目を一般道の側に置いた(裏返すと右側通行になるので、回した)
- 道路構造令 第 28 条:車線 4 以上の普通道路が交差するときは立体交差。交差する道路をつなぐ道路を「連結路」。連結路には第 5〜8 条・第 12・13・15・16 条・第 18〜20 条・第 22・25 条を当てない- 道路構造令 第 15 条:本線の曲線半径(設計速度 120→710/570、100→460/380、80→280/230、60→150/120、50→100/80、40→60/50)- カリフォルニア州交通局 設計便覧 第 500 章:型は diamond・loop・directional・hook の組み合わせ。diamond は最も単純で費用が小さく、容量はランプ端の交差点で決まる。four-quadrant cloverleaf はループ間の織り込みが短く容量が限られる(一般道とのICでは望ましくない。高速道路どうしなら集散路をつける)。trumpet は交差する道が高速道路で終わるときに使う。ループは半径 150〜200ft、直結は最小 850ft、望ましくは 1,150ft。ランプの設計速度は、端が全部曲がる交差点なら 25mph 以上、出口の分岐端は 50mph 以上- 国交省 有料道路課:従来の IC は料金所を集約する(スマート IC は ETC 専用で集約しない)。日本の平均 IC 間隔は約 10km
- 実在のインターチェンジの名前と形。 公式の平面図をなぞらない。型の説明だけの架空の配置- 日本の連結路の設計速度と最小曲線半径の表。 『道路構造令の解説と運用』(日本道路協会)にあるが、手元で一次資料を読めていない。米国の値は「米国の値」と書いて載せた- 加減速車線の長さ・テーパー・ノーズの形。 図の粗さでは読めず、数を確かめていない- ジャンクション(高速道路どうし)の直結型・タービン型。 4 つの型で「右折をどう処理するか」の違いは言い切れている
第 15 条の表は R=V²/127(i+f) の形と合う:100km/h・460m で i+f=10000/(127×460)≒0.171。1ft=0.3048m:150ft=45.7m、200ft=61.0m、850ft=259.1m、1,150ft=350.5m。25mph=40.2km/h、50mph=80.5km/h。
正本(YAML)
examples/gallery/378-インターチェンジの形-料金所とループ.zumen.yaml