防災・災害
START 変法(一次トリアージ・日本の災害医療)
トリアージ(赤に行く道が 3 本ある。どれか 1 つで赤)
この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。
正本に書いてある決まりごと
医療者でなくてもできるように作られている。見るのは歩行・呼吸・循環・意識の 4 つだけで、1 人 30 秒〜1 分。
赤に行く道が 3 本ある —— 呼吸数 10〜29 回/分の外、橈骨動脈が触れない(微弱)、簡単な指示に従えない。どれか 1 つで赤。
この場でしてよいのは 2 つだけ —— 用手気道確保と、活動性出血の止血。止まると、後ろの人が見てもらえなくなる。
4 区分は順番であって、見捨てることではない。 状態は変わるので、何度もやり直す。### 日本で使うのは START 変法
元の START(米国)は、循環を毛細血管の戻り(CRT)2 秒で見る。日本の災害医療で使うSTART 変法は、橈骨動脈が触れるかどうかで見る(触れない・微弱なら赤)。「脈 120/分 以上」は START ではなく、次の二次トリアージ(PAT)の生理学的評価の基準。最初はこの 2 つを混ぜて「脈 120/分 以上で赤」と書いていた。災害医療センターの研修資料で分けた。
出典: 国立病院機構 災害医療センター「トリアージ」(岩手医科大学 災害医学講座 実践災害医療研修、2014 年 12 月)の START 変法と PAT の図。
正本(YAML)
examples/gallery/228-STARTトリアージ.zumen.yaml