医療・食品・農
寿司桶の盛付指示図(器の形が、並べ方を決める)
寿司桶の盛付(器の形が、並べ方を決める)
この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。
正本に書いてある決まりごと
丸い桶を四角に並べると、必ず誰かに横向きで出る。中心から放射に割る(放射盛り)と、どの席から見ても同じ向きになる ——長方形の器で流し盛り(左上から右下へ流す)が効くのは、見る向きが 1 つだから。器の形が、並べ方を決めている。
盛り方は 3 つ。 流し盛り/放射盛り/山水盛り(奥に山、手前に川)。山水は和食の盛り付けの基本の形で、奥に高いもの・手前に低いものを置くと、上から見ても立体に見える —— 寿司では細巻きを積んで山にし、握りを流して川にする。
シャリの重さは、盛り付けの前に決まっている。握り 1 つはシャリ 15〜20g + ネタ 10〜20g で、合わせて 25〜40g。20g と 15g では同じ桶に並ぶ数が変わるので、桶の割り付けは、シャリの重さを決めてからでないと引けない。(江戸時代の握りは、いまの 2〜3 倍の大きさだった。)
盛付指示図は、絵心を渡す紙ではない。 器・型・向き・数と位置・高さの 5 つを書いて、初めて同じ形が再現できる ——向きと高さを書かない図は、上から見た配置しか伝えていない。
正本(YAML)
examples/gallery/275-寿司桶の盛付指示図.zumen.yaml