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ランドルト環(1.0 は大きさではなく、角度の約束)
ランドルト環(1.0 は大きさではなく、角度の約束)
この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。
正本に書いてある決まりごと
「視力 1.0」は、切れ目が視角 1 分に見える大きさ。環ぜんたいが視角 5 分、切れ目が 1 分(JIS T 7309:2002 は角度で決め、検査距離は 5m±0.05m)。5m で測るときの慣用の寸法は外径 7.5mm・線の太さ 1.5mm・切れ目 1.5mm。1.0 は大きさではなく、角度の約束なので、5m 用と 3m 用では印刷する環の大きさが違う(角度が同じになるように作る)。視力の値は、見分けられた最小の視角(分)の逆数。
視力が半分なら、環は 2 倍。 0.1 は外径 75mm・切れ目 15mm、0.2 は 37.5mm・7.5mm、0.5 は 15mm・3mm、2.0 は 3.75mm・0.75mm ——視力表がいちばん上だけ大きいのは、足し算ではなく割り算で並んでいるから。0.1 と 0.2 の差(37.5mm)は、1.0 と 2.0 の差(3.75mm)の 10 倍。
7.5mm は、丸めた数。 5m での理論値は 1 分が 5000 × tan(1/60°) = 1.454mm、5 分で 7.272mm —— よく見る 1.5mm / 7.5mm は、それを丸めた慣用の値。JIS T 7309:2002 自体は mm を書かず、角度(5′・1′)と距離で決めている(kikakurui.com の JIS T 7309:2002 本文、取得 2026-09-29)。差の 0.046mm は、紙と印刷の精度に埋もれる。
いちばん上が見えないときは、距離を縮めて測る。視力は角度なので、近づけば同じ環が大きく見える ——2.5m で 0.1 の指標が見えれば、0.1 × 2.5 ÷ 5 = 視力 0.05。0.05 の指標を作るより、2.5m まで近づくほうが早い。
正本(YAML)
examples/gallery/282-ランドルト環.zumen.yaml