防災・災害

震度とマグニチュード(数字の差が小さく見える尺度)

震度とマグニチュード(数字の差が小さく見える尺度)

計測震度 0 から 7 の目盛りに 10 階級(0・1・2・3・4・5 弱・5 強・6 弱・6 強・7)の境目を刻んだ帯と、5 と 6 だけ 0.5 刻みであること、マグニチュードが 1 増えるとエネルギーが約 32 倍になることを対数の棒で示した図、階級の境目・震度とマグニチュードの違い・エネルギー比の表

この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。

正本に書いてある決まりごと

震度は 10 階級。 0・1・2・3・4・5 弱・5 強・6 弱・6 強・7 ——1996 年 10 月に 5 と 6 がそれぞれ弱・強に分かれ、8 階級から 10 階級になった。(その半年前、1996 年 4 月に体感による観測をやめて計測震度計だけにした。最初はこの 2 つを取り違えて「4 月 1 日に 10 階級」と書いていた。気象庁の特設サイトで直した。)

階級は、計測震度という数から決まる。加速度の絶対値がある値以上になる時間の合計がちょうど 0.3 秒になる値を求めたもので、境目はこう決まっている。

階級計測震度
震度 43.5 以上 4.5 未満
震度 5 弱4.5 以上 5.0 未満
震度 5 強5.0 以上 5.5 未満
震度 6 弱5.5 以上 6.0 未満
震度 6 強6.0 以上 6.5 未満
震度 76.5 以上

5 と 6 だけ 0.5 刻み。 下の階級は 1.0 刻みなのに、被害が急に増える所だけ細かく分けてある。

震度とマグニチュードは、別のものを測っている。マグニチュードは地震そのものの規模で、1 つの地震に 1 つ。震度はその場所の揺れの大きさで、観測点の数だけある ——「震度 6 強の地震」という言い方は、本当は略語。

M が 1 増えると、エネルギーは約 32 倍(10 の 1.5 乗 = 31.62)。2 増えれば 約 1,000 倍、M6 と M9 では 約 32,000 倍。数字の差が小さく見えるのが、この尺度の怖い所。

エネルギーの比は計算で確かめた。

出典: 気象庁「阪神・淡路大震災」特設サイト「阪神・淡路大震災を契機とした震度観測の改善」(変遷の表)。計測震度の 0.3 秒と階級の境目は、気象庁「計測震度の算出方法」の本文と表 1。

震度が地図の上でどう出るか(各地の震度と推計震度分布図・架空)は見本 399。

正本(YAML)

examples/gallery/315-震度とマグニチュード.zumen.yaml

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