建築・土木

ゼーゲルコーン(温度ではなく、熱量を読む)

ゼーゲルコーン(温度ではなく、熱量を読む)

窯に立てる示温体(ゼーゲルコーン)を、8° に傾けて立てた状態・途中まで曲がった状態・先が台と同じ高さまで倒れた状態の 3 段階で横から描いた図。大コーン 6.35cm と小コーン 2.86cm の高さ比較、番号と相当温度(毎時 60℃ でコーン 022 が 590℃・06 が 998℃・04 が 1,063℃・6 が 1,222℃・10 が 1,285℃)の表、熱電対との違いの表

この図は、下の 1 枚の YAML から描かれています。手で図形を動かしてはいません。

正本に書いてある決まりごと

窯の中に立てる三角錐。倒れ方で、焼けたかどうかを読む。三角形の底を持つ角錐で、8° に傾けて取り付ける。熱が入るにつれて先が曲がっていき、先が台と同じ高さまで倒れたら、その番号に達した。

コーンが測っているのは温度ではなく、熱量(heat work) —— 温度と時間の組み合わせ。だから表に出るのは温度そのものではなく「相当温度」で、昇温の速さと窯の雰囲気が変われば、同じ番号でも倒れる温度が変わる。

下の数字は焼成の最後の 100℃ を毎時 60℃ で昇温したときの相当温度(Orton の表の自立型コーンの列)——コーン 022 が 590℃、06 が 998℃、04 が 1,063℃、6 が 1,222℃、10 が 1,285℃。大コーンの列は数度ちがう(06 は 995℃、6 は 1,220℃)。022 は大コーンの列に値が無い。出典 Orton「Temperature Equivalents (°C)」https://www.ortonceramic.com/_files/ugd/7c9d79_655ff5f02f474711ad75e37f7f5bd03b.pdf (2026-10-04 に確かめた)

同じ 1,200℃ でも、長く置けば焼き物の変化は進む。熱電対はそのときの温度しか読まないので、この 2 つは別のことを見ている。

高さは 大コーン 6.35cm(自立型も同じ) と 小コーン 2.86cm の 2 通り。番号の体系は Orton(米) と ゼーゲル/SK(欧。1886 年、ヘルマン・ゼーゲルが作った) の 2 つ。

幅はこの図では模式(出典に寸法が無い)。窯詰めの棚組みは見本 218、製麹のように温度を時間で追う図は見本 292。

正本(YAML)

examples/gallery/328-ゼーゲルコーン.zumen.yaml

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